北九州・八幡西区発! 伝統と職人技が紡ぐ奇跡のプロジェクト

黒崎祇園山笠

「捨てる」を「活かす」――そんな素敵な物語が、北九州市八幡西区で進行中です。
地域の象徴である黒崎祇園で役目を終えた「廃材」が、匠の技によって「名入れ木札」として蘇ります。

この感動的なプロジェクトを手掛けるのは、
廃材アートで注目の「木工房tottoko-ya」さんと、
名入れはジョリオでお馴染みの「名入れギフトJORIO」です。

黒崎祇園山笠の木札

祭りの廃材に新たな命を吹き込み、価値を創造する

tottoko-yaの本村さんが、一つ一つ廃材の表情を見極め、丁寧に加工します。
そして、名入れギフトJORIOが、その木札に繊細な名入れを施します。
まさに、二つの「匠の技」が融合することで、黒崎祇園の歴史と人々の絆を象徴する、特別な「お守り」へと昇華します。
一つとして同じもののない、唯一無二の木札が誕生するんです。

廃材から木札になった
この大きさから3~4枚ほどの木札になります

次世代へ受け継がれる「環境」と「伝統」

廃棄されるはずだった地域の資源に新たな価値を与えることで、環境への配慮にも貢献しています。
黒崎祇園という地域の重要な伝統文化に、誰もが「手に取って感じられる」新しい価値を与え、その魅力を再発見させるきっかけになります。
さらに、地域の資源を活かすことで新しい循環を生み出し、街全体の活性化にも貢献できると私たちは信じています。

黒崎祇園の木札

この木札は、黒崎祇園という地域の重要な伝統文化を、誰もが「手に取って感じられる」形で可視化し、その記憶と価値を次世代へと繋ぐための大切な「証(あかし)」です。

木札になるまでのプロセス

山笠の廃材から木札になる様子を、どうぞご覧ください

①お譲りいただいた廃材
①お譲りいただいた廃材
②金属探知機で検品
②金属探知機で検品

③節・割れの確認
③節・割れの確認
④製材(手押しカンナ)
④製材(手押しカンナ)
⑤製材(自動カンナ)
⑤製材(自動カンナ)
⑥製材(バンドソー)
⑥製材(バンドソー)
短冊状になった木材
⑦短冊状になった木材
⑧傷や節のない部分を選別
⑧傷や節のない部分を選別
⑨かんながけ
⑨かんながけ
⑩1枚ずつの大きさにカット
⑩1枚ずつの大きさにカット
⑪やすりがけ
⑪やすりがけ
⑫穴あけ
⑫穴あけ
⑬木固め加工
⑬木固め加工
完成した木札
完成した木札