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のし紙


のしと水引が印刷されたものが”のし紙”だよ。基本的にはお祝い。あとはお中元などの暮らしのなかの贈答に使うよ。

それぞれ名称があるんだ。


お祝いの種類によって水引と表書きにはしきたりがあるよ。

のしと水引を読むと由来がわかって面白いよ!
表書きと水引の使い分け

結婚のお祝い・引き出物の水引は二度とほどけない”結び切り”だよ。

結婚以外のお祝い。水引は”蝶結び”だよ。

出産祝いのお返しには、子どもの名前を記入するよ。
かけ紙


水引だけが印刷されたものだよ。弔事で使う。”生臭物を忌み嫌う”ので”のし”は使わないと覚えておくといいよ。

のし=生臭物?

そう。”のしあわび”といって、昔は貝のあわびを干したものを重ねて紙に包んでいたんだよ。由来を知ると面白いから”のしと水引”を読んでみてね。
内のしと外のし

用途に合わせて内のしと外のしを使い分けるんだよ。

外のし
- 直接持参する
- 贈り物の目的・贈り主がわかる
- 贈り物がたくさん集まる場面に

包装紙の上にのし紙を貼るんだね。

内のし
- 宅配するとき
- のし紙が傷つかない

贈り物にのし紙をつけた上に包装紙をかけるんだね
参考文献
- 岩下宣子、知識ゼロからの喜ばれる贈り物のマナー、幻冬舎2012年
- 松本繁美監修、意外に知らなかった!「贈る」と「お返し」のマナー、主婦の友社2007年