小倉城竹あかりは毎年秋に開催される循環型のビッグイベント【まちのこと】【北九州市】

秋になると小倉城を３万個の竹灯篭が彩る

このイベントは、

小倉城に竹灯籠を飾って、

幻想的な空間を作り出すものです。

北九州市は、

日本新三大夜景都市に認定されている

美しい街です。



さらに、このイベントを通じて、

放置されている竹林や竹害の問題を

解決しようとしています。

竹灯籠の有効利用により、

北九州市独自の「循環型社会」の

一つのモデルケースを作り出す

ことを目指しています。

ミッションは〜竹害から竹財へ〜

竹はとても強く、急に増えて

山を覆ってしまったあげく、

広葉樹という木を

浸食してしまうそうなんです。



ブナやナラ、クヌギといった広葉樹は、

山を守るために根を深く張っていて、

水もたくさん出してくれるんです。


でも、

竹は自分の中に水をため、

広葉樹の水を奪ってしまいます。

それだけでなく、

竹は地下に根を深く張らないので、

山が水を保持できなくなってしまいます。

そうなると、

飲み水や農業用水にも

大きな問題が起きてしまいます。


だから、

竹が増えすぎないように、

広葉樹を守ることがとても大切なんです。

もっと詳しく↓
北九州市の放置竹林について

市民による市民の為のイベント

お手伝いのようす

道具の搬入

2023年の作業場は、旧小倉合同庁舎

このイベントは、

ボランティアの方々により成功に導かれています。

竹を採取し、加工、制作、

美しく鑑賞し、

最後は再資源化される、

森を守り、

住み続けられるまちを目指す、

環境にやさしい循環型の取り組みです。

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